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TOKYO SWAP MEET 2007

2007年 11月10日(土)、Zippoの祭典「TOKYO SWAP MEET 2007」が東京の新名所「六本木ミッドタウン」で開催されました。

Zippo本社/工場のある米国ペンシルベニア州/ブラドフォードで開催されるSWAP MEETやNational Zippo Dayが本場ですが、日本国内でのSMAP MEETも隔年で開催されており、今回で6回目となります。

数日前までは、秋晴れの天気が続いていた東京ですが、あいにく開催日当日搬入時の朝から雨...
会場は施設内の「ミッドタウンガーデン」という屋外の未舗装の芝生のスペース。
おまけに11月頭の割にはかなり暖かかった連日に対し、冷たい雨で気温も急に下がった日でした。

当初は、出展者の意気込みもなんとなく入場者の遠退きを予感させ低くはなっており、出展者同士でお互いのブースを覘きあっていた雰囲気はあったのですが、開場の10時になり雨の中、アメリカ本社より来日したマイク・マーティン副社長によるオープニングセレモニーが終わった頃には、来場者の方が多くなってきました。

あいにく雨足も強くはなってきて各テントでは雨対策にビニールの庇などを作り四苦八苦していたのですが、来場者がピークを迎えたお昼前後には雨足も弱まり、イベントの雰囲気も盛り上がりました。
夕方前には、主催者サイドで準備していた記念Zippoも完売になってしまう人気ぶり。

お天気には恵まれはなかったものの、主催者や出展者で盛り上げ無事成功を収められた様です。

 会場の模様

前日の11/9、六本木センシス/ムーンガーデンで行われたウェルカムパーティー&コレクターズオークションの模様です。 11/10のミッドガーデン会場の模様です。出展された全ブースをご紹介しています。


禁煙がこれだけ短期間で進んだ社会の中、喫煙者の方が激減しており、当然喫煙具としてのZippoライターの需要も減ってきており、2年前のYOKOHAMA SWAP MEETに比べても今回は東京での開催にも関わらず、出展者/来場者共に減っています。

アメリカと比較すると日本のZippoライターはファッション性にひかれ過ぎ、国内加工の人気キャラクターや若者受けする加工を施したZippoがここ数年販売個数を増やし過ぎてきたのではないかと思います。

時代の流れといえばそれで済んでしまう事ではあるのですが、逆に考えると個人的には「ここ数年が過剰な程人気がありすぎたのではないか?」と考えます。

しかし、禁煙運動が過激な程に進んでいるアメリカでのSWAP MEETの人気は日本程落ちていない感じがします。

そもそも本場アメリカでのSWAP MEETに集まる方々は日本に比べ年配者の方が多いのが特徴です。
また、皆さんタバコを吸っているかというと禁煙者の方も多い様です。
仕事をリタイヤされた後、第二の人生の楽しみとして奥さんや仲間とキャンピングカーでアメリカ全土を旅する中、アンティークショップなどでZippoを探すのが旅の日課であり楽しみだという話を聞いた事があります。

喫煙具としてのZippoライターというよりも、コレクションとしてZippoを愛する方も多い為です。

「時代の流れに惑わされず、自分の趣味でありコレクションを細く永く続けていく」
そんなアメリカのコレクターが根強い人気としてZippoが不動の地位を確立しているのかもしれません。

たかがZippo...されどZippoです。(笑)